
コミュニティ通 貨
つむぎつーか
「つむぎつーか」を通して人との繋がり、活かし合いや支え合いを活性化するまちづくり事業


事業目的
地域やコミュニティなどの繋がりのある領域で使える通帳型のコミュニティ通貨『つむぎつーか』を通して、法定通貨では測れない人の関わり合いの価値を可視化することで、私たちの周りに広がる様々な豊かさを知り、繋がりの中で活かし合い支え合えるコミュニティを築くことを目的としています。

デジタル通貨や地域通貨の研究で有名な森野栄一氏による図
信用関係が深まるにつれて
貨幣が不要となる世界が広がっていく
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人と人が繋がってそこにある豊かさを紡ぐお金
私たちの周りには、普段使っている法定通貨(お金)を介さない様々な豊かさの与え合いと活かし合いのやり取り、そしてその種が広がっています。
例えば近所の人からもらう野菜。必要な道具を貸してもらったり、植物の育て方のコツを教えてもらったり。。。
全て人と人が信頼で繋がっているからこそ、法定通貨を使わなくても成立している取引です。
法定通貨自体は、紙切れやコインであり、そこに一定の価値があることが信頼されて、信頼関係の無い人との間でも取引を可能としています。
つまり信頼が人でなく、法定通貨に置き換わっているのです。
信頼で繋がっている人と人とのやり取りを「つむぎつーか」を通して取引することで、私たちの周りに広がる豊かさを可視化することができます。
「つむぎつーか」は、私たちの周りに広がる様々な豊かさを知り、人の繋がりを見直し、そして繋がりの中で活かし合い助け合える関係を築く手助けをしてくれるツールです。

「つむぎつーか」の紡ぎ方
1
価値はお互いの心地よさで決める
1
2
無理はしない
やれることをやれる範囲で大丈夫。
法定通貨と併せて使っても大丈夫。
2
残高の考え方
プラスは誰かに何かを与えられた方が多かったということ。マイナスは、誰かの技術や知恵を引き出した方が多かったということ。
3

つむぎつーかは通帳型のコミュニティ通貨。
単位は「紡(つむぎ)」で、1紡=1円を目安に、
取引の内容を互いの通帳に記帳するものです。
価値の携え方は人それ ぞれ。お互いのコミュニケーションを通じて、心地よい値段を決めましょう。
自身のやれる範囲のことを無理をせずにやれる形で。原価がかかるものは、法廷通貨も混ぜて使うのも一つの方法です。
プラスだからいい。マイナスだからダメ。
ということでない。
つむぎつーかを使う全ての人の通帳の残高を足したら「0」になる。お互いの紡ぎ合いが循環していて、個別の通帳の残高は、その一部を映し出しているもの。

「つむぎつーか」が紡ぐ効果
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法廷通貨を介さずとも、野菜を手に入れたり、子どもを預けられたりする。
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人間関係が出来上がるとだんだん使わなくなる。その過程で、信頼でつながっていったり、コミュニティへの安心感を取り戻せる感覚がある。
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自分の周りの人の知識や技術を知ることが出来るし、困りごとがあると、知り合いの知り合いなど、人づてに解決してくれる人が見つかったりする。
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自分の得意や才能を発掘して、起業する人が増える。
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人間関係を新しくつなぎ直すというネットワークの中で、お年寄りの傾聴サークルや鶏を複数世帯で飼うサークルが生まれるなどのコミュニティのための活動が始まる。
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自身の事業のサービスを体験してもらう入り口として、活用も可能。

ヒト、モノ、コト、自然の繋がりを大切にし
活かしあい支え合う循環の中で
次世代に繋ぐ豊かな社会を紡いでいくお金
誰かのために行ったこと、誰かにやってもらったこと、その与え合い支え合いの豊かさ、喜びを記録するのが「つむぎつーか」です。
私たちの周りに広がる資源、知識、思いやりなどの様々な豊かさを、信頼で繋がった活かし合いや支え合いのツールである「つむぎつーか」で取引していきます。
「つむぎつーか」は、あなたの暮らしの紡ぎ方、そしてあなたと繋がっている人達の豊かさの記録帳でもあります。
あなた自身、そしてあなたの周りに広がる豊かさを「つむぎつーか」で感じてみませんか?