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太田市金山カラタチ沢整備(11月開催回)

11月21日金山カラタチ沢整備を行いました。


ご参加くださった皆様、そして太田市1%まちづくり事業の役員様、総務課の皆様11名での視察に来てくださり、誠にありがとうございましたm(_ _)m


視察の皆さんへは、砂防ダムによる、水辺の土壌、植物、生物への弊害についての説明とともに、現地の整備前の状況と、現在までの整備内容についてを説明させて頂きました。


また人工構造物の遮断による土中の水と空気の循環不良から、植物や生物など自然環境の荒廃に繋がることなど、他にも色々とお伝えさせて頂きました。


最後に頂いたご感想では、話を聞いて衝撃を受けた、これからの環境についても見方を変えて、活動も応援したい、と団塊の世代の方からも温かいお言葉も頂き、思いもかけず本当にありがたい機会となりました。


〈今日の作業〉


カラタチ沢の少し上流のコンクリート整備された沢のそばに増えていた笹刈りと、笹でしがらの材料作り。


しがら材料の落ち葉拾いを実施しました。


整備を初めて3年ほどになりますが、この周辺のコナラなど落葉広葉樹が根枯れし、何本も沢に倒れかかってきたのをみていました。

午前中いっぱいで刈り取りし、風通しよく、日当たりも改善しました。


日陰でもよく育つ、ヤブラン、アオキ、ツバキ、モミジの実生がたくさん出ていましたので、これが伸びる事を期待して今後も観察していきたいと思います☺️


また、刈り取った笹は、沢に沿って設置するしがらの材料として活用します。


適当な長さにカットして、紐で束ねます。


その場で刈り取った笹は、その場の自然のお手入れに活用します。


また笹であっても、とりあえずは全部刈り取ってしまうわけでなく、必要な分だけで留めておき、その場で活用し循環させる。それは作業にも無理が出ず人にとっても持続可能な事に繋がるなぁ、と思います。


自然にも人にも経済にも無理をかけず、必要なことを必要な量で循環するようにやっていこう、そういう流れを私たちも学びながら少しずつできるようになってきています😌


社会システムの中では規模が大きすぎて結局経済優先、人的都合優先の時代がずっと続いてきました。


その結果犠牲になってきたものが何だったか、自然環境は教えてくれていると思います。


自然の中で自分たちの手足や頭、心を動かし、関わり合いながら、楽しんで地元の自然を整備していく、たくさんの方にも感じて経験してもらえたら、という想いを、今日は再確認する1日となりました。


次回開催日は12/19(木)です。


○時間 10:00東山公園駐車場に集合 15:00終了となります。



○持ち物


長靴・動きやすい服装・お弁当・水筒・あれば剪定ハサミ・軍手



○昼食時に「万徳」さんのお寿司弁当を購入に行けますので、こちらもよかったらご利用ください。


温かいお茶や汁物もご用意する予定です。


 
 
 

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