太田市金山カラタチ沢整備(9月開催回)
- mastertsumugi
- 2024年11月24日
- 読了時間: 2分
9/19(木)金山カラタチ沢整備を行いました。
6人の参加者さんに来ていただきました。
皆さん泥んこになって、足場の悪い所の作業を最後までお付き合いくださりありがとうございました!
昨日は砂防ダム前の湧き出し口から続く沢筋周辺の整備をしました。
・シノダケでしがら材料作り
・湧き出し口から続く沢筋の泥上げ
・しがらを組むための杭打ち
・シノダケしがらを水面下へ固定
・水面から上は枝葉でしがらを編む
・上げた泥に落ち葉を鋤き込み混ぜる
などの作業を午前・午後にわたって実施。
前回のしがらの続きを少しと、その下流に溜まった泥と砂を上げて上の作業を進めました。




まだまだ続きで進めて行くところは盛り沢山ですが、泥上げと杭打ちが大分進みましたので、来月の整備までにも少しずつ進めて行こうと思います。
毎回の整備は、砂防ダム前で土砂が堆積し、水が停滞した結果、グライ土壌になってしまった状態を、土中環境を改善し、通気浸透水脈を促すことを目的としています。
その土台が少しずつできてくるにつれて、苔や草や小さな動物が少しずつ戻り、生き物が増えていくのを楽しみにして作業しています😊

8月後半の大雨でヌマガエル(でしょうか?)がこの周辺に流れ着いて住み着いたようです😊

作業中にはオニヤンマが水辺で産卵する様子も見受けられました!
そして今回気付いたのは、マルバヤナギの細根が沢筋をつけ始めた3年前よりも、かなりの広い範囲に広がっていた事です。
マルバヤナギの細根は水面すぐ下に現れていて、広範囲に広がっています。
停滞しグライ化した土砂を少しずつ上げ、水を動かして来たことで、マルバヤナギが元気になったのかもしれません。
1年ほど前までは、枝が折れたり枯れている枝が目立っていましたが、今年の春頃から新芽がたくさん出て、新緑の頃には種を無数に飛ばし、今では青々とした枝葉を広げています。
マルバヤナギの、力強さ、泥や水を栄養にして場を循環させる力に、驚きと感動でした。
その細根をできるだけ傷つけないよう、場所を吟味して、必要であれば今後もしがらを組んで行く予定です。
次回の金山カラタチ沢整備は、
10/17(木)10:00〜15:00です
・集合場所 群馬県太田市金山 東山公園駐車場
・持ち物 お弁当、水分、作業できる装備(汚れても良い服装、剪定鋏、ノコギリ鎌、軍手、虫刺されしにくい服装でお越しください)
ご参加お待ちしています。
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